「出すこと全部やって負けたので涙も出てこない」と久保建英が準決勝を振り返る。スペインは「上手かったし、強かった」【東京五輪】

2021年08月03日 サッカーダイジェスト編集部

「自分たちもプランを持って挑んだつもりでした。あと一歩及ばなかったです」

スペイン戦に出場した久保がゲームを振り返った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 8月3日、東京五輪の日本対スペインが行なわれ、日本が0-1で敗れた。

 日本は前半、圧倒的にボールを保持するスペインに押し込まれ、耐え凌ぐ展開が続いた。39分にはピンチを迎えたが、相手FWのシュートをGK谷晃生が好セーブした。

 後半に入っても日本は引き続きスペインに攻め込まれ、58分にはPKを一度は献上してしまうが、VARチェックによりノーファールとなった。そして90分間、なんとか守り切る。

 スコアレスで延長戦に突入し、ついに均衡が破れる。延長前半も日本は無失点で乗り切ったが、後半に途中出場の相手FWマルコ・アセンシオにゴールを決められてしまった。
 
 惜しくも敗れた試合後、久保はゲームの感想をなんとか振り絞った。

「出すこと全部やって負けたので、涙も出てこないです。なんでしょう……次ですね」

 終始、劣勢に立たされた展開で、久保はスペインについて「上手かったし、強かった」と述べ、「自分たちもプランを持って挑んだつもりでした。あと一歩及ばなかったです」と悔やんだ。

 3位決定戦では8月6日に埼玉スタジアム2002でメキシコと戦う。グループステージでは2-1で勝利した相手との一戦で勝ち、銅メダル獲得なるか。久保の活躍を期待したい。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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