「ミラクルだ!」カナダ4強入りの立役者、守護神ラビを囲む“歓喜のもみくちゃショット”が大反響!【東京五輪】

2021年07月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

PK戦で獅子奮迅の活躍、準決勝進出に導く

カナダの窮地を救う活躍を見せたラビ。(C)Getty Images

 東京オリンピックの女子サッカーは7月30日、各地で準々決勝の4試合が開催された。人数制限をかけながらも有観客が実施された宮城スタジアムでは、カナダ対ブラジルの一戦が行なわれた。

 試合は、90分間と延長の30分を両チームともにスコアレスで終え、PK戦に突入。先攻のカナダは、1人目のキッカーであるクリスティアン・シンクレアが外してしまい、3人目までは後攻のブラジルが全員が成功させ、押せ押せムードが漂っていた。

 だが、迎えた4人目でその流れが変わった。カナダのアドリアナ・レオンが成功させた後、ブラジルのアンドレスア・アルベスの1本をカナダの守護神ステファニー・ラビが見事にストップ。さらに、5人目の先攻ヴァネッサ・ギルスが成功させた後に登場したラファエルの、ゴール右を狙ったシュートもドンピシャではじき返した。
 
 PK4-3での勝利が確実になった瞬間、カナダの選手たちはラビのもとに殺到。試合中から好セーブを見せ、勝利の立役者となったGKは、仲間たちにもみくちゃにされた。

 ラビはグループステージ初戦の日本戦でも、チームの窮地を救っている。直前の田中美南との接触プレーで、涙を流すほど痛めたようだったが、気合の入った様子で田中のシュートをストップ。1-1の引き分けに貢献した。
 
 試合後はラビ本人はもちろん、途中出場した20歳FWジョーディン・ハイテマもインスタグラムを更新。「オリンピック準決勝! このチームに本当に感謝している」と感謝を綴り、歓喜に沸くチームメイトとの写真を3枚公開した。これにラビが得意げな顔文字を連投して反応すると、ハイテマは「MVP!」とレスポンスしている。

 また、ファンからも14万超の「いいね」と300件以上のコメントが寄せられている。「これは金メダルのバイブス」「カナダが輝くときがきた!」「信じられないものを見てしまったよ。ミラクルだ!」「ガールズ、絶対にトロフィーを掲げるところを見せて!」といった声が集まった。

 準決勝は8月2日に行なわれ、カナダは、オランダをPK戦の末に破ったアメリカと対戦する。勢いを感じさせるチーム・CAは難敵を退けることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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