東京オリンピックに参加しているオランダ女子サッカー代表のビビアン・ミーデマが、先日行われた中国戦（８-２で勝利）で、大会の最多ゴール記録を更新した。

　初戦のザンビア戦で４ゴール、続くブラジル戦では２ゴール、そして中国戦で２ゴールを奪取したミーデマは通算８ゴールを記録。これまで、カナダ代表MFクリスティン・シンクレアが保持していた６ゴールの記録を、グループステージ３試合だけで塗り替えたことになる。

　英メディア『GiveMeSport』は「ミーデマのような影響力があるアスリートにとって、記録更新は自然なことだ。25歳の類ストライカーの貢献もあって、オランダ代表は東京で快進撃を続けている」と伝えた。
 

　また、データサイト『Opta』を引用し、「ミーデマはオリンピック177分間で８ゴールを記録。これは22分ごとに１ゴールを奪っている計算になる。この数字は、女子の同一大会における最多ゴール記録をも更新した。凄すぎる。東京の地で、まさに女子サッカー史に残る記録を達成した」と称えた。

　オランダは決勝トーナメント１回戦で米国女子代表との対戦が決まった。同メディアは「米国にとっては脅威になるだろう」と評している。果たして、最強のストライカーを擁したオレンジズは、ミーガン・ラピノーらを擁するアメリカを打ち破れるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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