“渦中”のルーニーのタックルで、20歳の俊英が最長12週間の戦線離脱…選手わずか9人のダービーが大ピンチ

2021年07月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

キス写真などが流出し、現在スキャンダルでも注目

ルーニー率いるダービーがピンチだ。(C)Getty Images

"渦中"の男、ウェイン・ルーニー率いるダービー・カウンティが緊急事態だ。英メディア『talkSPORT』が7月26日付けで伝えている。

 昨季は最終節で辛くもイングランド2部残留を決めたダービーだが、財政問題や補強禁止処分により、開幕を来週末に控えながら現在トップチームに登録されている選手はわずか9人で、そのうち2人がGKという波乱に満ちた状態だ。

 そんななか新たに、ジェイソン・ナイトがトレーニングキャンプ中にタックルに遭い、足首を負傷してしまった。そして驚きなのは、このタックルを繰り出したのが、女性とのキス写真などが流出し、現在スキャンダルでも世間の耳目を集めているルーニー監督だということだ。

「五分五分のタックル」であり、この事故は偶発的なものであると理解されているが、20歳のアイルランド代表MFは、最長12週間の離脱を余儀なくされてしまった。
 
 怪我をさせた張本人は、「ジェイソンは8週間から12週間の離脱となる。幸いにも手術の必要はないが、足首の強度を回復させるために時間が必要だ。ナイティーが我々に何をもたらしてくれるのか、誰もが知っている。彼は素晴らしい選手で、素晴らしいエネルギーを持っている」と語り、期待の俊英の離脱を嘆いている。

 なお、ダービーは他クラブから完全移籍での獲得はできないものの、リーグが新型コロナウイルスによる例外的な状況を理由にルール変更したことで、プロ選手が23人以下の場合はフリーの選手と1年契約か、6か月間のローン契約を結ぶことができるようになっている。

 あらゆる意味で"ホット"なスーパーレジェンドは、なんとかシーズン開幕までに態勢を整え、辣腕を振るうことはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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