ドイツ代表FWが驚きの「公開プロポーズ」!恋人の返事は?【東京五輪】

2021年07月26日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

試合後のテレビのインタビュー中に…

ドイツ国内では“トラブルメーカー”として知られるクルゼ。33歳にしてついに年貢を納めることに。(C) Getty Images

 7月25日に東京五輪男子サッカーのグループステージ第2節が行なわれ、グループDのドイツはサウジアラビアを3-2で下し、今大会初勝利を挙げた。

 ドイツは二度のリードを追い付かれるなど格下サウジアラビアに大苦戦したものの、75分のフェリックス・ウドゥオカイの決勝弾で辛うじて勝点3を手にした。

 その試合後、CKから決勝点をアシストしたオーバーエイジのマックス・クルゼが、ARD(ドイツ公共放送連盟)のインタビューでまさかの行動に出て、大きな話題を集めた。

 33歳のストライカーは質問に答え終わると、おもむろにユニホームを脱ぎ出し、メッセージが書かれたアンダーウェア姿に。そして、照れた表情を浮かべながらその場に跪いて、テレビカメラに向かって語りかけた。
「本当ならゴールを決めた後が良かったけど。いまは一緒にいることはできないし、指輪がないと様にはならない。(アンダーシャツに書かれた文字を指さして)でも、このメッセージは読んでもらえると思う。あなたを愛している。僕の妻になってください」

 そう、なんと「公開プロポーズ」をしたのだ。

 ウニオン・ベルリンに所属するクルゼにとって、ドイツ代表のユニホームに袖を通すのは15年3月のA代表招集以来。そんな久しぶりの大舞台で期するものがあったのだろう。私生活においても身を固める決断を下したのである。

 ドイツ紙『キッカー』によると、直後に恋人から「イエス」の返事をもらったクルゼは、帰りのチームバスでチームメイトらと喜びを分かち合い、歌まで披露したようだ。

 ブラジルとの初戦を落としたドイツにとってグループステージ突破のためには、中2日で行なわれる28日のコートジボワール戦での勝利が不可欠。大事な試合を前に、このサプライズ・プロポーズが、あらためてチームを団結させるきっかけになるか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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