東京オリンピックの男子サッカーは７月22日、各地でグループステージ第2節の８試合を開催。札幌ドームで行なわれたグループCの２試合では、アルゼンチンとスペインが勝利を収めた。

　初戦でオーストラリアに敗戦したアルゼンチンは、エジプトと対戦。前半からアルゼンチンのペースだったが、エジプトも手堅く守り反撃を狙う。拮抗した試合だったが、52分にアルゼンチンDFファクンド・メディナのゴールが決まり、そのまま１₋０で試合終了。アルゼンチンが今大会初勝利を掴んだ。

　オーストラリア対スペインは、スペインがボールを保持する展開。勝てばGS突破のオーストラリアも懸命に守るが、81分スペインのFWミケル・オジャルサバルにヘディング弾を決められ、これが決勝点に。グループ１位の座をスペインに渡し無念の敗戦となった。

　今節の結果でGSを突破する国は無かったが、３か国は優位な状態に。勝点１のエジプトは厳しい戦いとなっている。

　グループCの結果と順位は以下の通り。
 

グループC／２節の結果
エジプト０-１アルゼンチン
オーストラリア０₋１スペイン

グループC順位
順位　チーム　勝点／得失点差
１　スペイン　４／＋１
２　オーストラリア　３／＋１
３　アルゼンチン　３／－１
４　エジプト　１／－１

　グループCの最終節は26日の20時に同時キックオフ。宮城スタジアムにてオーストラリア対エジプト、埼玉スタジアム2002にてスペイン対アルゼンチンの試合が行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部