東京オリンピックの女子サッカーは７月24日、各地でグループステージ２節の８試合を開催。札幌ドームでは、19時30分のキックオフで、なでしこジャパンとグループ最大のライバルであるイギリスが対戦している。

　日本は、21日の初戦・カナダ戦のメンバーから５名が変更。エースの岩渕真奈、FW菅澤優衣香はベンチスタート。前線は田中美南の１トップ。中盤は２列目に杉田妃和、長谷川唯、塩越柚歩を起用し、ボランチは中島依美と林穂之香のコンビ。最終ラインは、右から清水梨紗、南萌華、熊谷紗希、宮川麻都と並び、GKは山下杏也加が起用されている。

　日本は、序盤からボール保持率ではイギリスの後手に回るものの、要所を抑えて安定した試合運びを見せる。相手エースのエレン・ホワイトにもいい形でボールを入れさせず、徐々に日本も敵陣へボールを運ぶ回数を増やしていく。

　30分過ぎにはカウンターを発動し、中央から田中が右足ミドルで狙うが、惜しくもゴール左へ外れた。
 

　日本は決定的なチャンスこそ作り出せなかったが、安定した守備でイギリスにも決定機を与えない。結局、前半は０-０で終了した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部