現地時間７月23日、ベルギー・リーグの2021-22シーズンの開幕戦であるスタンダール・リエージュ対ヘンクが行なわれた。現地サポーターの入場も許され、スタジアムに大きな声援が響き渡る一戦となった。

　昨シーズンをそれぞれ６位と４位で終えた両チームが顔を合わせた一戦で、ヘンクに所属する日本代表MF伊東純也は先発出場。昨シーズンに引き続き７番を背負い、２列目の右に陣取り、１トップのオヌアチュ、トップ下のボンゴンダらと息の合ったプレーを見せた。

　前半から両チームともに目まぐるしく攻守が入れ替わる展開となるが、得点は生まれず、スコアレスで後半へ。S・リエージュが攻勢を強め、受けるヘンクは粘り強く守りながら、反撃のチャンスを窺う。伊東もたびたび右サイドから仕掛けて中央にクロスを送るなど、好機を演出するが、あと一歩のところで息が合わない。
 

　均衡が破れたのは69分。左CKからS・リエージュ主将のラフィスに鋭いヘディングシュートを叩き込まれる。そのすぐ後の71分、伊東はペイントシルと交代してピッチを退いた。

　試合は90+２分、耐え続けたヘンクのデサースが味方とのワンツーで左サイドから切り崩すと、中央にクロスを送り、これをボンゴンダが押し込んだ。

　１-１の引き分けに持ち込んで勝点１を得たヘンクは次節、30日にオーステンデと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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