「今日は男子サッカー。頑張れーーー!!!」殊勲の同点弾を奪った岩渕真奈、“弟分”に熱いエール!

2021年07月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

チームを救う活躍に、9年前の悔し涙と重ねるファンも

開幕戦で日本を救った岩渕。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 なでしこジャパンのエース、岩渕真奈が"弟分"にエールを送った。

 女子日本代表は7月21日、東京五輪のグループステージ初戦でカナダと対戦。開始6分に失点以降は、反撃に出た日本が押し込む展開となるが、田中美南の痛恨のPK失敗もあり、なかなか追いつくことができない。それでも84分、長谷川唯のロングパスから裏に抜け出した岩渕がループ気味のシュートでネットを揺らし、土壇場で1-1に。結果、なんとか勝点1をもぎ取った。

 試合から一夜明け、殊勲の同点弾を奪った背番号10はツイッターを更新。「昨日の試合応援ありがとうございました。最低限の勝点1。無駄にしないように24日に向けて準備します」と感謝と決意を伝えると、続けて「今日は男子サッカー。頑張れーーー!!!」と同日に南アフリカと開幕戦を戦う、日本男子チームにも熱いメッセージを寄せた。

 これには多くのファンが反応。小さな大エースに賛辞が続々と集まっている。
 
「芸術的なゴール。さすがです」
「敗戦から救ってくれてありがとうございます!」
「さすが10番!痺れました」
「ゴールした時、叫んで喜びました!家族でずっと応援してます!!」
「日本のエース、マナドーナ」
「男女共に金メダル目指して頑張りましょう」
「決まった瞬間、ロンドン五輪の岩渕選手の悔し涙を思い出しました。あの時のことを思い出すと本当に嬉しくて…ナイスゴールでした!!!!!」

 2012年のロンドン五輪。当時19歳でチーム最年少だった岩渕は、アメリカとの決勝で1点ビハインドの終盤に投入されると同点のチャンスを迎えるも、モノにできず。試合終了後は溢れる涙が止まらなかった。

 悔し涙から9年――。今やチームに欠かせぬ主軸となった28歳が、開幕戦でチームを救った。ここから目指すはもちろん、あの時掴めなかった金メダルだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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