「メダル候補は5か国だ」男子五輪サッカーの覇権争いを米紙が展望! 要注目選手には久保建英の名も

2021年07月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

女子はアメリカを本命としつつ、日本にも高評価

米高級紙が大会注目選手に推した久保。日本に五輪メダルをもたらすか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 いよいよ女子のグループステージが水曜日に開幕し、東京五輪サッカー競技の火ぶたが切って落とされる。
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 あらためて男女サッカー競技のレギュレーションをおさらいしながら、見どころを特集したのが米高級紙『The Washington Post』だ。男子は24歳以下の大会でオーバーエイジ枠が3つまであり、かたや女子は年齢制限なしのフルオープンである点など、あらためて五輪サッカーの基礎知識を紹介している。

 そんななか、同紙は男子のメダル争いにも言及。「五輪はワールドカップよりも予想が難しい。24歳以下のチームゆえになにが起こるか分からないからだ」としたうえで、「それでもフランス、ドイツ、スペイン、アルゼンチン、そして2012年(リオ五輪)の王者であるブラジルといった伝統国が有力候補だろう」と予測した。残念ながらホスト国である日本代表には触れていない。

 5か国のなかでも同紙が推すのが、先日日本と親善試合で1-1のドローを演じたスペインである。

「金メダルの最右翼はスペインだと言わざるを得ない。国内リーグの選手を中心にほぼベストの陣容を組むことに成功し、すでにA代表入りしている5選手をエントリーさせてきた。GKウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)やMFペドリ・ゴンサレス(バルセロナ)は先のEURO2020でも大活躍した主軸である」
 
 そのほかにも、同紙は大会注目選手をピックアップ。ブラジルのFWガブリエウ・マルチネッリ(アーセナル)、DFダニエウ・アウベス(サンパウロ)、フランスのMFフロリアン・トバン(ティグレス)、メキシコのMFディエゴ・ライネス(ベティス)、そして日本のMF久保建英の名を挙げている。

 女子は2大会ぶりの覇権奪還を狙うアメリカが金メダルの最有力と予想。それでも「グループステージではスウェーデン、オーストラリアと戦うタフな組に入った。2年半負けていないアメリカとて安閑とはできない」としつつ、「ノックアウトラウンドでは英国、日本、オランダなどが行く手を阻みにかかるだろう」と記している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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