U-24日本代表は７月17日、オリンピック前最後となる強化試合でU-24スペイン代表と対戦し、１－１で引き分けた。

　レアル・マドリー所属のマルコ・アセンシオやダニ・セバジョスに加え、EURO2020でも活躍したMFペドリ、FWダニ・オルモ、GKウナイ・シモンらが名を連ねる金メダル候補を相手に、押し込まれながらも、42分に久保建英の突破から堂安律が決めて先制。後半の反撃を１点で凌ぎ、ドローに持ち込んでいる。

　優勝候補と堂々と渡り合った日本の健闘ぶりに、韓国メディアも注目している。大手紙『朝鮮日報』は、『OSEN』の記事を転載し、驚きをもって次のように伝えた。

「日本の五輪代表チームが、無敵艦隊スペインと互角の試合を繰り広げた。日本はスペインを迎えても、一歩も引かないパフォーマンスを披露した。両チームの激しい攻防戦が見られた」

【動画】久保の果敢な突破から堂安が左足一閃！日本の鮮やかな先制点
 

　日本の先制ゴールの場面は、「久保建英が左サイドをこじ開けた後、低いパスを通した。走り込んでいた堂安律が強烈な左足のシュートを放ち、ゴールネットを揺らした」と紹介。その後の展開については、こう綴っている。

「後半、スペインが激しい反撃に出た。78分に同点ゴールを決めて敗北を免れた。日本はアディショナルタイム、田中碧のフリーキックがゴールキーパーにセーブされ、勝利を逃がした」

　この記事を書いたソ・ジョンファン記者は、日本が勝利に近かったという見立てのようだ。

構成●サッカーダイジェストWEB編集部

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