東京五輪に挑むU-24日本代表は７月17日、本番前最後のテストマッチでU-24スペイン代表と対戦し、１-１で引き分けた。

　日本は、試合全体を通して攻め込まれる場面が多く見えたが、42分に堂安律のゴールで先制に成功。後半に１点を返されたものの、優勝候補のスペインに対し善戦していた。

　トップ下で先発出場した久保建英は、この日も攻撃面で躍動。独力で突破した左サイドからクロスを入れ、堂安の得点をアシストしてみせた。

　試合後のインタビューに登場した久保は、試合をこう振り返った。

「代表の活動のなかで久しぶりに相手にボールを持たれ、非常に苦しい時間が多かった。ただ６月から、負けずに本番に迎えるのはポジティブに捉えたいと思う」
 

　先制点のアシストについては「どこかで自分がこじ開けられないかなと思っていて、思った通り良い形ができた」とコメント。このシーン以外にも、62分のドリブル突破から前田大然へのクロスなど、何度もチャンスを創出した。

　来週に控える五輪開幕に向け「強豪とも十分に渡り合えるっていうのは、今日の結果で示せた。本番まで時間は短いが、色んな所を修正して"テッペン"まで突っ走っていきたい。応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。

　初戦は22日。日本は南アフリカと東京スタジアムで対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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