「ホンジュラス代表、最初の惨劇」日本戦の敗北を嘆きつつも…現地メディアは前向き評価!「いいタイミングでの敗北だ」

2021年07月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本代表に完敗」を認める

9日に到着し、中2日で日本戦に臨んだホンジュラスの選手たち。17日にはドイツと対戦する。(C)Getty Images

 日本時間7月12日、キリンチャレンジカップ2021のU-24日本代表対U-24ホンジュラス代表の一戦がヨドコウ桜スタジアムで行なわれ、ホンジュラスは1-3で敗れた。

 前半はシュート0本、2失点したホンジュラスは、後半にようやく1点を返すので精一杯。最終的には85分に3点目でとどめを刺され、なすすべなく敗れている。

 しかし、スペイン紙『as』のカルロス・コルテ・ルナ記者は、悲観的ではないようだ。「1-3で完敗」と伝える一方で、「いいタイミングでの敗北だった」と綴っている。

「ミゲル・ファレロが率いるチームはピッチ上で落ち着くことができず、吉田麻也と堂安律の2ゴールによって倒れた。かろうじてリゴベルト・リバスの追い込みからオウンゴールをもらったのはラッキーだった。

 日本は決して複雑ではなかった。サンプドリアの選手の先制点、PSVの堂安が前半に2ゴールを決め、後半に試合を決定づけるゴールを堂安が叩き込んだ。これで、日本の地で初めてのホンジュラスの惨劇が完成した」
 
 カルロス記者はさらに、「彼らは史上初のメダルを求めて、日本に渡ったチームである」としている。

「ホンジュラスにとっては、ちょうどいいタイミングでの敗北といえるだろう。17日には大阪で最後の親善試合に臨み、22日にルーマニアとのオリンピックの初戦を迎える。日本、ドイツとの試合を経て、身体を慣らし、詳細を詰めるには十分な時間だ」

 同国は3大会連続のオリンピック出場。東京五輪ではグループBに属し、ルーマニア、ニュージーランド、韓国と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【五輪代表PHOTO】圧巻2ゴールで格の違いを見せつける!日本のNo.10堂安律をピックアップ!

【動画】「連携が素晴らしい」と称賛が送られた冨安、林とつないだ堂安のゴール!
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事