C大阪、ACL決勝トーナメント進出! 2位の傑志と引き分けるも、グループJ首位が決定

2021年07月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

A・タガートが後半投入直後に負傷するアクシデントも

大久保のシュートもゴールを割ることができず。それでも勝点1を積み上げ、首位をキープしたC大阪。(C)2021 Asian Football Confederation (AFC)

 セレッソ大阪は日本時間7月9日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ最終節で香港の傑志と対戦し、0-0のドロー決着。勝点1を積み上げ、グループJの首位を確定させた。

 C大阪はグループステージ5試合を終えて4勝1分で勝点13を獲得。他グループの結果によって、最終節を前に決勝トーナメント進出を決めていた。

 大幅にメンバーを替えた前節から10選手を変更。GKキム・ジンヒョン、DFは松田陸、鳥海晃司、西尾隆矢、丸橋祐介、MFは坂元達裕、原川力、為田大貴、清武弘嗣、奥埜博亮、FWに大久保嘉人を起用した。

 試合はC大阪がボールを保持しながら相手ゴールに迫る展開。2分には為田の左サイドからのクロスを大久保がゴール前に飛び込み合わせるがシュートは枠の上に外れる。29分にはペナルティエリア手前でFKを獲得。キッカーの原川が強烈なショットで直接狙うが、これは右のポストに弾かれる。

 その後もシュートチャンスを作り出すものの、スコアを動かせずに前半を折り返す。
 
 後半頭に西尾に代えてCBチアゴを投入。チアゴはビルドアップからボールを展開しチャンス創出。さらにセットプレーから自らゴールを狙うものの、枠を捉えることができない。

 62分には高木俊幸とアダム・タガートという攻撃的なカードを切り、ゲームを決めに出る。しかし、投入直後のA・タガートが負傷し、70分にスタッフとともにピッチを後にする。

 清武や原川、坂元を中心に相手ゴールに迫るものの、激しいプレーで守る傑志の前にゴールを割ることができず、結局スコアレスのまま試合終了の時を迎えた。

 この結果、C大阪は勝点を14に伸ばし、グループJを首位で突破した。出場チームが増えた今回のACLでは、FからJまでの5グループの1位チームと、2位チームのうち上位3チームが決勝トーナメントへ進出する。同11とした傑志は他グループの結果を待つことになる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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