C大阪、ACL決勝T進出へ王手! ‟格下”の広州FCに5発快勝、グループ首位を堅持して最終戦へ

2021年07月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半はシュート14本を浴びせ加藤のゴールでようやく先制

松本は2ゴールを挙げて勝利に貢献した。(C) 2021 Asian Football Confederation (AFC)

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループJ・5節のセレッソ大阪対広州FCの一戦が7月6日、タイのブリーラム・スタジアムで行なわれ、5対0でC大阪が勝利を収めた。

 4戦して3勝1分けの勝点10でグループ首位に立つC大阪は、前節からスタメン10人を変更。立ち上がりから、今大会いまだ無得点で最下位の広州FCを相手に圧倒的にボールを支配し、主導権を握る。

 しかし、序盤から決定機を量産するC大阪だったが、フィニッシュの精度を欠き、シュートが枠を捉えきれない。33分に、松田力からのクロスを加藤陸次樹が右足ボレーで叩き込み、ようやく先制するが、前半はこの1点のみに終わった。
 
 後半立ち上がり、広州FCも反撃の意欲を見せる。C大阪がミスを連発し、一時広州FCペースになりかけたが、徐々に持ち直し、前に出てきた相手の背後を突いていく。そして53分、敵陣左サイドへ入り込んだ小池裕太の折り返しに、走り込んだボランチの松本泰志が左足で押し込みネットを揺らす。

 C大阪はさらに67分に、CKからチアゴがヘディングシュートを叩き込み、72分にも松田力からのスルーパスに反応した松本がGKとの1対1を制し、この日2点目のゴール。4-0と広州FCを突き放す。さらに試合終了間際にも加藤がこの日2点目、5点目を決める。

 結局、試合は5-0でタイムアップ。C大阪がレギュラークラスを外して今大会に臨んでいる広州FCに順当勝ち、勝点を13としてグループステージ突破へ大きく前進した。この後日本時間の6日23時から行なわれる試合で、傑志FCがポートFCに敗れれば、C大阪の決勝トーナメント進出が決まる。9日の最終節では、C大阪と傑志FCが対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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