「心は夢中だ」イングランドの準決勝進出に歴代OBが歓喜! 指揮官の手腕を絶賛「こんなチームは見たことない」

2021年07月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

初のEURO決勝進出に期待が高まっている

試合後にサポーターの声援に応えるサウスゲイト監督。 (C)Getty Images

 トロフィーが母国に帰ってくるかは分からない。確かなのは、スリーライオンズがロンドンに帰ってきたということだ。

 現地時間7月3日のEURO2020準々決勝で、イングランド代表はウクライナ代表に4-0で勝利し、ベスト4に駒を進めた。ウェンブリーでの準決勝で、デンマーク代表と対戦する。

 イングランドは開始早々、準々決勝で足かせを外したエースのハリー・ケインが先制点を奪取。後半にそのケインとハリー・マグワイア、ジョーダン・ヘンダーソンが計3得点を加え、大量4ゴールで快勝した。サッカーの母国は沸いており、OBたちも初優勝への期待を隠せていない。

 英公共放送『BBC』によると、アラン・シアラーは「特別なことが起きている」と喜んだ。

「われわれはスロースタートだったが、試合のたびに良くなっている。頭は冷静になれと言っているんだが、心は夢中だよ。本当に、本当に、ポジティブだ。ガレス(・サウスゲイト監督)、イングランド、よくやった!」
 

 リオ・ファーディナンドも「これでさらに自信が深まった。これほど落ち着いているチームは見たことない。それが、このチームに対する最大の賛辞だ」と称賛している。

「すべての選手がポジティブなかたちで試合に影響している。監督がチームをうまく生かしているんだ。全員が選ばれるにふさわしいことを示している。彼らと戦うのは大変だよ」

 フランク・ランパードは「きょうはちょっとした仕事をすべて正しくやることができた」と続いた。

「自信過剰になってはいけないが、今は熱狂し、集中と自信を保つべきときだ」

 ファーディナンドやランパードが中心だった黄金世代でも、主要大会でタイトルを得ることができなかったスリーライオンズは、初のEURO決勝進出、そして優勝を成し遂げることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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