ACL、C大阪は坂元弾で1-1ドローも首位キープ!タイ3位を相手に大苦戦も新旧代表コンビ投入で追いつく

2021年06月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

立ち上がりからボールを支配したC大阪が相手ゴールに迫るが…

C大阪はポートFCの粘り強い守備に苦しめられたが、坂元が同点ゴールを決める。(C) 2021 Asian Football Confederation (AFC)

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は6月30日、グループJの3節・セレッソ大阪対ポートFC(タイ)の一戦が行なわれた。

 前節から清武弘嗣、坂元達裕、アダム・タガート、チアゴらを外し、メンバーを大きく入れ替えたC大阪だが、タイリーグ3位のポートFCを相手に立ち上がりからボールを支配する。再三好機を作り出す。

 しかし、19分にGKと1対1を迎えた加藤陸次樹がこれをゴール左に外すと、28分にも喜田陽からの折り返しを受けた加藤のシュートはクロスバーを直撃。粘り強いポートFCの守備にも遭い、なかなかゴールを割ることができない。

 すると、俊足のFWジョン・バッジョを活かしたカウンター攻撃を虎視眈々と狙っていたポートFCが、意表を突く一撃を見舞う。前半アディショナルタイムの48分、右サイドバックのパコーン・プレムパックから前線のバッジョ目がけて供給されたロングフィードがGK松井謙弥の目前で大きくバウンド。ボールは目測を誤った松井の頭上を越えてネットを揺らす。押し込まれていたポートFCが先制に成功。そのまま前半を終了した。
 

 迎えた後半も頭からDF瀬古歩夢、MF高木俊幸を投入してさらにボール支配率を高めて攻め込むC大阪だが、攻め切れないまま時間が経過していく。67分にはついに清武、坂元の新旧日本代表コンビを投入する。

 すると79分、C大阪はエリア内に侵入した清武がキープ。ヒールパスに反応した坂元がうまくスイッチしてゴール前に入り込んで左足を振り抜くと、相手GKに触られながらも強烈なシュートをねじ込んだ。C大阪がついに同点に追いつく。

 その後も果敢にゴールを狙ったC大阪だが、勝ち越すことはできず1-1のドロー決着。3連勝とはならず、勝点をひとつ積み上げ、勝点7とした。グループJの首位を守ったC大阪は次戦、7月3日に再びポートFCと激突する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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