川崎が田中碧の独2部デュッセルドルフ期限付き移籍を発表!公式SNSには惜別ツイート続々「世界の碧となれ!」

2021年06月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「フロンターレで学んだことすべてを生かして頑張りたいと思います」

川崎から田中のフォルトゥナ・デュッセルドルフへの期限付き移籍が発表された。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 川崎フロンターレは6月28日、公式ホームページでMF田中碧のドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフへの期限付き移籍が決定したことを発表した。

 22日に発表された東京五輪登録メンバー入りも果たした田中は、川崎のホームタウン神奈川県川崎市の出身。1歳上の三笘薫と同じさぎぬまSCでサッカーを始めると、その後川崎フロンターレU-10に加入、以来一貫して川崎でプレーを続けてきた。

 2016年に2種登録されると、翌年に念願のプロ契約を果たすも公式戦出場はなし。18年9月に北海道コンサドーレ札幌戦でリーグ戦デビューを果たし、その試合でプロ初ゴールも叩き出している。そして、翌19年に24試合・1得点の結果を残しベストヤングプレーヤー賞に輝くと、20年にはガッチリと定位置を掴み31試合・5得点でクラブ3度目のリーグ優勝に貢献。ベストイレブンにも輝いた。

 前述の通り、東京五輪に臨むU-24日本代表にも選出されており、7月22日に開幕する大会での活躍にも注目が集まる。

 田中はクラブ公式ホームページを通じ、以下のコメントを残している。
 
「この度、フォルトゥナ・デュッセルドルフに期限付き移籍することになりました。僕は小学生の時に川崎フロンターレのアカデミ―に入り、そこからプロサッカー選手になることができました。フロンターレではたくさんのことを経験させてもらい、人間としてもサッカー選手としても成長させてもらいました。素晴らしいスタッフ、素晴らしいサポーター、そして偉大な先輩方とサッカーができたこと心から感謝してます。僕はフロンターレしか知りません。このフロンターレで学んだことすべてを生かして頑張りたいと思います。また今、アカデミーに所属している選手たちやフロンターレを目指している子どもたちにフロンターレでプレーすれば代表や世界の選手達と対等に戦えるんだぞという姿を見せてきたいと思います。フロンターレのこれからの躍進を心から願ってます。今までありがとうございました」

 また、田中の期限付き移籍を伝えるクラブ公式ツイッターの投稿には、多くのファンから「また1人川崎から世界へ!! 世界の碧となれ!」「大丈夫!碧ならやれる!」「日本といえば田中碧と言われるくらいの活躍、期待してます!」「日本から応援しているよ」「寂しさで涙が止まりません」「日本を代表するボランチになってね」「世界で輝いて欲しいです!」などと、応援や惜別のコメントが寄せられている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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