江坂退団で窮地の柏、クリスティアーノの劇的弾で9戦ぶり勝利! 後半ATの3発で湘南に逆転勝ち、降格圏脱出に成功

2021年06月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

VAR判定などによりアディショナルタイムは9分を表示

ペドロ・ハウルが2ゴールを挙げる活躍で勝利に貢献した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは6月27日、各地で20節の6試合を開催。レモンガススタジアム平塚では、湘南ベルマーレ対柏レイソルの一戦が行なわれ、4-2で柏が勝利を収め、9試合ぶりの白星を掴んだ。

 試合は、18分に町野修斗のゴールでホームの湘南が先制すれば、柏も50分にペドロ・ハウルのゴールで同点に追いつく。

 勝負は終盤に持ち込まれ、78分にウェリントンのゴールで湘南に勝ち越しを許した柏は、その後終了間際にも町野に追加点を許したかに見えたが、これはVAR判定によりノーゴールに。

 すると、ここから柏が猛反撃を見せる。二度のVAR判定などにより9分と表示された後半アディショナルタイムの93分、大南拓磨が同点弾を奪うと、99分にはクリスティアーノが劇的な勝ち越し弾。さらに102分にはP・ハウルがこの日2点目を挙げて、一気に試合をひっくり返した。
 
 試合は、4-2でタイムアップ。終盤の怒涛のゴールラッシュで柏が鮮やかな逆転勝利を収めた。4連敗中だった柏は、10番を背負う江坂任が浦和へ移籍。湘南戦も終盤までリードを許すなど窮地に陥っていたが、まさに起死回生の勝利を掴んだ形となった。

 柏は勝点を17に伸ばし、降格圏からの脱出に成功している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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