横浜がオウンゴールで得た1点を守り切り、今季2度目の4連勝を達成!徳島は西野太陽がJデビューするも連敗に

2021年06月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

ボール保持率1位(横浜)と2位(徳島)の激突

オウンゴールを誘発し、決定機も阻止。攻守で奮闘した畠中。写真:田中研治

 J1リーグは6月27日、20節の6試合を各地で開催。鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで行なわれた徳島ヴォルティスと横浜F・マリノスの一戦は、1-0でアウェーの後者が勝利を収めた。

 ホームの徳島は水曜日に行なわれた前節から大幅5人の変更。フォーメーションは4-2-3-1を採用し、DFドゥシャン、DFジエゴ、MF小西雄大、MF鈴木徳真、FM宮代大聖が外れ、DF福岡将太、DF田向泰輝、MF藤田譲瑠チマ、MF渡井理己、MF杉森考起が入る。

 一方の横浜は前節と全く同じメンバーで試合に臨んだ。

 ボール保持率1位(横浜)と2位(徳島)の激突で前半主導権を握ったのは前者だった。

 拮抗した展開から10分にエウベルがシュートを放つと、13分にはオナイウ阿道のシュートのこぼれ球を前田大然が叩き込むが、これはオフサイドの判定に。16分に左サイドで得たFKからチアゴ・マルチンスがドンピシャヘッドで合わせるがわずかにポスト左に外れる。

 徐々にボールを握った横浜は27分、左CKから、ファーサイドの畠中槙之輔がゴール前に頭で折り返すと、杉森のクリアが岸本に当たり、ボールは徳島ゴールへ吸い込まれた。横浜がオウンゴールで先制する。
 
 ホームの徳島は1点ビハインドで迎えた後半立ち上がりに攻勢を見せる。

 51分に岩尾が右サイドへのスルーパスを、上がってきた岸本が敵陣深くからクロス。中央で渡井がシュートを放つが相手のブロックに合う。直後のセットプレーのこぼれ球を垣田が攻め残っていたカカへスルーパスを通すが、これはオフサイドとなる。

 喜田拓也、天野純、仲川輝人、レオ・セアラらを投入した横浜に押し返されるものの、75分に徳島が決定機を迎える。岩尾の浮き球のパスでディフェンスライン裏に抜け出した垣田がペナルティエリア内に侵入。GKとの1対1に持ち込んだかと思われたが、後ろから追いかけてきた畠中にギリギリのところでクリアされる。

 その後も徳島は、Jリーグデビューとなる高卒ルーキーのFW西野太陽を投入するが、スコアを動かすことが出来ず0-1のままタイムアップを迎えた。

 この結果、連敗となった徳島は勝点19は変わらず、今季2度目の4連勝の横浜は同40に伸ばした。

 次節、徳島は7月4日に敵地で北海道コンサドーレ札幌と対戦。横浜は3日に柏レイソルのホームに乗り込む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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