「ビビらず立ち向かっていきたい」東京五輪「10番」の堂安律が、自身のYouTubeチャンネルでフランス撃破を宣言!

2021年06月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

過去にはアジア杯、ベトナム戦の決勝弾も“有言実行”

東京五輪本大会でも10番を背負う堂安。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

「10番良かったです」

 6月22日、東京五輪を戦うU-24日本代表の登録メンバー18人が発表され、MF堂安律が背番号10に決定した。

 同日に自身の『YouTube』チャンネルを更新した堂安は、「想像以上に5分前くらいになるとソワソワして緊張しました」とし、「やっぱり自分の名前が呼ばれた時は本当に心の底から嬉しかった」と無事にメンバー入りした感想を語った。

 その一方で、「落ちてしまった選手たちの分まで頑張ろうと、本当に身の引き締まる思い」とこれまでの道程に思いを馳せ、緊張感を味わえている立場にいることが「幸せだと思う」とあくまで前向きだ。

 五輪本番に向けてのイメージもすでに出来ているという。

「ある程度、全選手が身体は出来ていると思うので、身体を上げるというよりは、怪我無くしっかりと調整したい。全てはメンタルからくると思うので、しっかりと頭をリラックスさせながら、締めるところは締めて、心身ともにリラックスした状態で試合に挑めたらなと思います」 

 目標とする金メダル獲得のためにも、まずはグループステージ突破が必要だ。そのためには、「もちろん初戦だと思います。そこでコケれば、可能性は0じゃないですが、相手が強いのも分かっているので、厳しくなる」と初戦の重要性を強調した。
 
 しかし、警戒するばかりではない。グループステージで同居するフランスについては、「日本のメディアを見て、強豪で日本は厳しいと言われていますが、僕はそうは思っていない。ブンデスリーガでやっている選手もいますし、そんな選手たちと対戦して、相手が勝っていると思ったこともない」と明言。さらに、「僕たちは金メダルを目指すべきグループになれると思いますし、しっかりとそこを目標に、シンプルに言うと、ビビらず立ち向かっていきたい」とこれまで積み上げてきた自信も覗かせた。

 A代表にも定着している堂安には、チームの中心選手としての役割も求められる。

「オーバーエージの3人を含めて、僕がしっかり引っ張れる立場になれるように、事前キャンプから集中して取り組みたい」

 2019年のアジアカップ、ベトナム戦では戦前に語っていたPK奪取で自らがゴールを決めるという宣言通りに決勝弾をもたらした堂安。「金メダルを獲りたいというのは言っている通り、全部の国に勝たなければいけないと思っている」という東京五輪への宣言は再び有言実行となるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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