谷晃生が五輪メンバー選出の心境を告白! “成長株”が大舞台の先に見つめるのは…「ここで終わるような選手じゃない」

2021年06月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ほっとする気持ちもありますし、それ同時にワクワクする気持ち」

東京五輪に臨むU-24代表メンバーに選出された谷が、心境を明かした。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 6月22日、東京オリンピックに挑むU-24日本代表の登録メンバー18人が発表された。そのなかに名を連ねた湘南ベルマーレのGK谷晃生が取材に応じ、現在の率直な心境を明かした。

 発表された登録メンバー18人のうち、GKで選ばれたのはサンフレッチェ広島の大迫敬介と谷の2名のみ。そのわずかな登録枠のなかで選出されたことに対し谷は、「ここまでの自分のサッカーキャリアを評価していただけたのは幸せ。ただ一切満足はしていないですし、より緊張感、責任感、覚悟を持って臨まなければいけないと思う」と力強くコメントした。

 そのなかで、「これまで多くの選手がここに入るためにいろいろな努力をして高め合ってきた。6月の合宿でGKは4人でしたけど、(メンバー外の選手も)みんなをリスペクトしている。その選手たちのためにもやらないといけない」と東京五輪出場を目指してきたすべての選手の想いを背負って本大会に挑む決意を示した。
 
 リアルタイムでメンバー発表会見を見ていたという谷は、自身の名前が読み上げられた際、「ほっとする気持ちもありますし、それ同時にワクワクする気持ちがあった」という。東京五輪は、「本当に大きな目標だった」としつつも、選手キャリアの最終的な目標はワールドカップに出場すること。

「シュートストップやクロスの対応が自分の長所。この大きな舞台でアグレッシブにそれを出せるかが選手として試されていると思う。ただ今後もっと大きな舞台でやるには、ここで終わるような選手じゃないというところを見せていかないといけない」

 昨シーズンJ1デビューを果たし、そこから瞬く間に湘南の正GKの座を射止めた谷。成長著しい20歳の東京五輪での活躍に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【日本代表PHOTO】東京オリンピックに挑む、選ばれし18選手を紹介!
 
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