名将にも特別待遇はなし? 英国ダービー観戦のファーガソン、VIP専用駐車場の使用を拒否される

2021年06月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

かつてはスコットランド代表でも監督を務める

ファーガソンははるばる4時間かけ、母国の応援に訪れたが…。(C)Getty Images

 因縁の一戦の4時間前、駐車場でまさかの事態が起きていた。

 現地時間6月18日、EURO2020のグループステージ第2戦(D組)で、イングランドとスコットランドがウェンブリーで激突。同大会では1996年以来、25年ぶり(その時は2-0でイングランドが勝利)に実現された英国ダービーには、数多くのサポーターが詰めかけるなか、母国スコットランドの応援にお抱え運転手付きの黒塗りの高級車で現れたのが、元マンチェスター・ユナイテッドの指揮官、アレックス・ファーガソンだ。
 
 しかし、ここで予期せぬ事態が起こった。英紙『The Sun』などによれば、VIP専用駐車場に入ろうとしたファーガソンの乗った車を係員がストップ。なんと、ユナイテッドに13回のリーグ制覇など数々のタイトルをもたらしたほか、スコットランド代表を率いた経験を持つレジェンドが、駐車を拒否されてしまったのだ。

 今年80歳になる御大は、まさかの仕打ちに不満そうな表情を浮かべていた。

 肝心の試合は、スコットランドが気迫のこもったプレーでイングランドと互角に渡り合い、スコアレスドローで勝点1を奪取。4時間かけて"聖地"へ足を運んだ名将も、その戦いぶりには満足したのではないだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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