「本当に特別な一年」堂安律がビーレフェルトサポへ感謝を発信!「寂しくなるよ」と現地ファンからも惜別

2021年06月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「唯一の心残りは…」

退団するビーフェルトのファンへの感謝を綴った堂安律。(C)Getty Images

 現地時間6月15日、エールディビジのPSVから、1年の期限付き移籍でブンデスリーガのビーレフェルトに所属していた堂安律が、自身のSNSを更新。現地のファンに向けて、メッセージを送った。

 初のブンデス挑戦となった堂安は、34試合に出場し、5ゴール・3アシストを記録。昇格組だったビーレフェルトの主力として活躍し、最終節では1部残留を決定づけるゴールを決めるなど、チームに貢献した。

 同クラブのサミール・アラビSDは「戦力としてはぜひ堂安を残したい」と現地メディアに語っていたものの、ネックとなった移籍金500万ユーロをねん出できず、獲得を断念したことを明らかにしていた。

 堂安は、ビーレフェルトで過ごした思い出の写真10枚とともに、「アルミニア・ビーレフェルトサポーターの皆さんへ」と題し、日本語、英語、そしてドイツ語でファンに感謝を綴っている。

「みんながニュースで知っている通り来シーズン僕はビーレフェルトのチームの一員ではなくなります。僕にとってこの一年は本当に特別な一年になりました。サポーターがいる前で一度もプレーすることができなかったことが唯一のビーレフェルトでの心残りです。ただそれでもビーレフェルトサポーターからの愛を感じながらプレーすることができました」(原文ママ)
 
 そして、直接感謝を伝えられなかったことを謝罪しつつ、「同じシャツでなくなりますが、みんなの前でプレーする日がすぐに来ることを願っています。たくさんの愛情をありがとう」コメントした。

 これには、同僚のアンゴラ代表DFアンデルソン・ルコキやマヌエル・プリートルが反応し、現地のファンからも多くの声が集まっている。

「リツ本当にありがとう」
「できれば来シーズン、違うユニホームを着ていてもいいから、僕らの前でプレ―してほしいな」
「ドイツ語のメッセージもありがとう。すごくうれしい」
「君を見ているのは楽しかった」
「リツがいなければ、残留はできなかったよ。本当に感謝している」
「寂しくなるよ。僕らの応援を見せたかった」

 23歳の日本人アタッカーが、来シーズンはどこでプレーするのかは不透明だ。いずれにせよ、ビーレフェルトファンの前に姿を現わす日を、ファンも心待ちにしているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【写真】堂安が公開したビーレフェルトでの思い出の数々はこちら!

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