６月12日、U-24日本代表と豊田スタジアムで対戦したジャマイカ代表は、０-４の大敗を喫した。

　この一報に、ジャマイカ紙『The Gleaner』は「レゲエボーイズ（ジャマイカ代表の愛称）は、90分を通して、GK谷晃生を脅かすこともできなかった」と肩を落としている。

「土曜日の朝、日本のオリンピック代表候補チームが、ジャマイカ代表を４-０で破った。日本は久保建英、遠藤航、上田綺世、堂安律がスコアラーとなった。

　前半から日本はレゲエボーイズにプレッシャーをかけ、試合を支配する機会をほとんど与えなかった。32分に素早い味方からのスローインに反応した久保がボックス内に侵入し、代表デビューを果たしたディロン・バーンズが守るゴールを切り裂いた。その直後には遠藤が、ボックスの外からカーブのかかったシュートを決め、リードを２倍に広げた」
 

　そして、「後半も同じような展開だった」と肩を落としている。

「日本は執拗に攻撃を仕掛けてきた。57分には上田が中盤からのパスを引き出し、ループでシュートを流し込んだ。７分後には堂安が、ゴール前の混戦から至近距離で４点目を決めた。

　この試合は、ジャマイカ代表にとって９月に開催される北中米カリブ海選手権に臨むための準備を行なう親善試合だったが、レゲエボーイズは万全の状態ではなく、今回のツアーの最終戦を締めくくれなかった」

　同紙によれば日本で行なわれたセルビア対ジャマイカ戦は１-１のドローに終えたという。ジャマイカ代表にとっても久しぶりの強化試合となったが、結果が振るわなかったことに、現地メディアも衝撃を受けているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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