EURO2020の開幕戦の47分
ベラルディが関わったショートコーナーで取られた、オフサイド判定が注目を集めている。(C)Getty Images
まさかの判定に世界中が困惑している。
現地時間6月11日、イタリアはEURO2020の開幕戦でトルコと、ローマのオリンピコで激突。地元の大声援を背に序盤から一方的に押し込むも、決め手を欠きスコアレスで試合は進むなかで、それは後半開始直後の47分に起こった。
イタリアがCKを獲得すると、キッカーのロレンツォ・インシーニェはショートコーナーを選択し、ゴールライン際に立っていたドメニコ・ベラルディにパス。受けたベラルディはペナルティエリア角で待ち構えたジョルジーニョに落とし、さあそこからゴール前へクロスというところだったが、次の瞬間なぜか副審がフラッグをアップ。オフサイドの判定を下したのだ。
しかし、ご存じのようにサッカーにおいて、ゴールキックとスローイン、そしてCKから直接ボールを受けた際は、オフサイドの適用外となっており、ベラルディはノーファウル。また、バックパスを受けたジョルジーニョがオフサイドを取られることもありえないため、謎のジャッジとなった。
【動画】これがオフサイド?イタリア代表選手も困惑の不可解判定はこちら
現地時間6月11日、イタリアはEURO2020の開幕戦でトルコと、ローマのオリンピコで激突。地元の大声援を背に序盤から一方的に押し込むも、決め手を欠きスコアレスで試合は進むなかで、それは後半開始直後の47分に起こった。
イタリアがCKを獲得すると、キッカーのロレンツォ・インシーニェはショートコーナーを選択し、ゴールライン際に立っていたドメニコ・ベラルディにパス。受けたベラルディはペナルティエリア角で待ち構えたジョルジーニョに落とし、さあそこからゴール前へクロスというところだったが、次の瞬間なぜか副審がフラッグをアップ。オフサイドの判定を下したのだ。
しかし、ご存じのようにサッカーにおいて、ゴールキックとスローイン、そしてCKから直接ボールを受けた際は、オフサイドの適用外となっており、ベラルディはノーファウル。また、バックパスを受けたジョルジーニョがオフサイドを取られることもありえないため、謎のジャッジとなった。
【動画】これがオフサイド?イタリア代表選手も困惑の不可解判定はこちら
この一部始終は『ESPN』の公式ツイッターで拡散されるなど、ネット上でも大きな話題を呼んでいるほか、英メディア『GIVE ME SPORT』では「対トルコ戦でのイタリアの奇妙なコーナー」と見出しを打ち、不可解判定に疑問を投げかけている。
「なぜイタリアにこのような判定が下されたのか。正直に言うと、私たちには100パーセントの確信はない。おそらく、インシーニェからのパスを受けたベラルディがピッチ外に立っていたことが、ラインズマンの判定に大きく影響したのではないかと思う。いずれにしても、非常に奇妙な瞬間であり、早急に説明する必要があるだろう」
なお、イタリアはその後、53分にベラルディが送り込んだクロスが敵DFメリフ・デミラルの腹部に当たるオウンゴールでようやく先制点を挙げると、66分にチーロ・インモービレ、79分にインシーニェがそれぞれ追加点を奪取。疑惑の判定もなんのその、3-0で白星発進している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「なぜイタリアにこのような判定が下されたのか。正直に言うと、私たちには100パーセントの確信はない。おそらく、インシーニェからのパスを受けたベラルディがピッチ外に立っていたことが、ラインズマンの判定に大きく影響したのではないかと思う。いずれにしても、非常に奇妙な瞬間であり、早急に説明する必要があるだろう」
なお、イタリアはその後、53分にベラルディが送り込んだクロスが敵DFメリフ・デミラルの腹部に当たるオウンゴールでようやく先制点を挙げると、66分にチーロ・インモービレ、79分にインシーニェがそれぞれ追加点を奪取。疑惑の判定もなんのその、3-0で白星発進している。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部