「日本と韓国のサッカーは似ている」U-24ガーナ代表監督が韓国で注目発言!「実は…ソン・フンミンしか知らない」

2021年06月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「申し訳ないが、(イ・ガンインは)知らないんだ」

日本を相手に惨敗を喫した若きガーナ代表。指揮官は「競争力ある戦いを韓国ではお見せする」と意気込んだ。写真;JMPA代表撮影

 6月5日の親善試合で、U-24日本代表に0-6の大敗を喫したU-24ガーナ代表。試合後は福岡から大阪を経由して、木曜日に韓国・済州島に到着した。
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 U-24韓国代表との2連戦を前に、オンライン会見に臨んだのがサミュエル・クワシ・ファビン監督だ。「慌ただしい移動で本当に疲れ切っている。韓国に着いてからもふたたびコロナ検査があって、隔離を余儀なくされたからね」と少しボヤき気味ながらも、「日本では多くのものを失ったよ。準備も万全ではなかった。だがここ(韓国)では違う。しっかり準備させてもらって、期待通りの競争力ある戦いをお見せしよう」と言い切った。

 韓国の記者陣から振られたのが、「日本と韓国のサッカーの違いは?」というお決まりの問いかけだ。やや困ったような表情を浮かべ、「う~ん、日本と韓国のサッカーはよく似ているよね。どちらにもスピードとパワーがある」となんとか回答。そして「昨日、隔離施設でKリーグの試合を3つ観させてもらったよ。ハイレベルだったね」と持ち上げた。

 答に窮したのが、「U-24韓国代表でイ・ガンインのように知っている選手はいるか?」と質問されたときだ。気まずそうな表情で「申し訳ないが、(イ・ガンインは)知らないんだ。実のところ、韓国選手で唯一名前を知っているのはソン・フンミンだけ。素晴らしい選手だからね」と話して、軽く笑いを誘った。
 
 日本でも同じような質問をされたファビン監督は、「名前は知らないが、顔を見れば分かる。右ウイングでスピードが速い選手だ」との謎めいた回答で報道陣を困惑させた。三好康児か、相馬勇紀か、田川亨介か、それともA代表の伊東純也と間違えたか。結局誰だったのかは分からずじまいだった。

 U-24ガーナ代表は6月12日と15日にU-24韓国代表と済州島で対戦。韓国にとっては東京五輪登録メンバーを決定するうえでの、貴重な最後のテストマッチ2連戦となる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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