「守備がとても良い。ただ…」元ブラジル代表ドゥンガが日本代表に檄! 必要なのは「ドリブルができるFW」

2021年06月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ロングシュートを打って前に出て行くことができれば…」

ドゥンガ氏が日本代表の課題について言及した。(C)SOCCER DIGEST

 6月11日に行なわれている国際親善試合の日本代表対セルビア代表の一戦で、テレビ中継の副音声に、かつてジュビロ磐田でもプレーした元ブラジル代表のドゥンガ氏がゲストで登場。前半までの試合内容に触れ、日本の課題について言及した。

 開始30分までの日本代表のプレーについて訊かれたドゥンガ氏は、「日本は(自分たちの)プレーをしようとしていて、守備がとても良い。ただ、最後のパスで相手の守備を崩す。その一歩が足りない」とコメント。また戦況を変えるためには、「30、40メートルのロングシュートを打って前に出て行くことができれば良い攻撃ができるはず」とアドバイスを送った。
 
 同じく副音声を担当した元日本代表の前園真聖氏から、「対戦したこともありますが、私のことを覚えていますか?」との質問が及ぶと、試合に絡めて「当時の前園さんのようにドリブルをして試合を作っていく、中盤からボールを追いかけていく、(現在の日本代表には)そういう選手がいない。一番重要なのは、ドリブルができるFW」と檄を飛ばした。

 0-0で前半を折り返した日本は、後半開始直後の48分に伊東のゴールで先制。欧州勢、セルビアを相手に1点をリードしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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