日本代表は６月７日、パナソニックスタジアム吹田でカタール・ワールドカップ・アジア２次予選のタジキスタン戦を行ない、４-１で勝利を収めた。

　この試合で１ゴール・１アシストと活躍したのが古橋亨梧だ。

　古橋がいきなり輝きを放ったのは開始６分だった。ペナルティエリア内で浅野拓磨のシュートのこぼれ球を拾うとDFをかわして左足を振り抜きゴール。チームに先制点をもたらし、初の先発起用に見事に応えてみせた。

　試合後のフラッシュインタビューでは笑顔を見せながら「拓磨がシュートを打って、入れば良かったけど、僕のところにこぼれてきてくれて、あとはもう気持ちで押し込みました」と振り返る。

　さらに40分には、右サイドでボールを受けると、鋭いクロスで南野拓実のゴールを演出。
 

「タイミングがすごく良くて、ミッくん（山根視来）から良いボールが来ましたし、拓実があそこに入ってきてくれるかなと思ったので、上手いこと上げられたのが良かったです」

　南野とは興国高校の同級生。まさに阿吽の呼吸を感じさせたコンビネーションだった。

　次戦は所属するヴィッセル神戸の本拠地でもあるノエビアスタジアム神戸でのセルビア戦となる。

　アピールに燃える古橋は、「神戸でできますし、何分出られるか分からないですけど、良い準備をして、しっかりまた結果を残せるように頑張りたいです」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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