６月５日、U-24日本代表のMF久保建英がU-24ガーナ戦の試合後に取材に応じ、オーバーエイジ３選手の"すごさ"について言及した。

　ベスト電器スタジアムでガーナと対戦した日本は、立ち上がりから主導権を握ると、堂安律の先制ゴールなど前半だけで３得点を奪う。その後も勢いは止まらず、48分に相馬勇紀、56分に上田綺世、試合終了間際の89分にも三笘薫がダメ押しゴールを挙げ、アフリカ勢を相手に６-０の完勝を収めた。

　32分には自ら左足でゴールネットを揺らした久保は、３日のA代表戦から中１日というハードなスケジュールで、「（体力的に）きつかった」と本音。それでも大差で勝利したゲームに、「今日の試合だけは勝って一息つきたいと思っていたので、しっかり形になって良かった」と手応えを示した。
 

　また、３名ともにスタートからピッチに立ったオーバーエイジ枠の吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航について、「あの３人はちょっと抜けているなと思った」とコメント。そのなかでも、右サイドバックを務めた酒井のフィジカルにはとくに驚かされたようだ。

「なかでも自分のポジションに近かった酒井選手なんかは、本当に身体の使い方だったり、元々持っているものが違うと思います。自分は考察するぐらいしかできないですけど、やっぱり身体の当たり方、アジリティだったりがすごい。フランスリーグで、フランス代表とかと対戦しているのを見ても本当に遜色がないので、そこは本当にすごく良いと思います」

　久保が言う通りU-24ガーナ代表戦はオーバーエイジ３選手の経験値の高さが際立つゲームとなった。２か月を切った東京五輪本戦へ向け、ここからさらにその３人と周囲の連携を高めていきたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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