「クボの活躍を見逃すな」ガーナ戦で強烈インパクトの久保建英を海外紙も“凝視”!「このレベルでは彼は絶対に…」

2021年06月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

厳密にはパリ世代ながら…

先制点に繋がる強烈なシュートに、自らも1ゴールと結果を残した久保。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 U-24日本代表は6月5日、東京五輪へ向けた国際親善試合で、U-24ガーナ代表とベスト電器スタジアム(福岡)で対戦し、6-0で大勝を収めた。ゴールラッシュとなったなか、小さくないインパクトを残したのが、試合前日に20歳の誕生日を迎えたばかりの久保建英だ。

 まずは16分、ゴール右でパスを受けると、するするとペナルティエリア内に侵入し、左足で無回転気味の強烈なシュート。これは相手GKに阻まれたものの、リバウンドを堂安律がダイレクトボレーでネットを揺らす。見事に先制点を演出した。

 そして1-0で迎えた32分には、ペナルティエリア中央から豪快に左足で叩き込み、自ら得点も奪った。その後も久保は、ピッチを自在に動き回り、攻撃を牽引。78分に交代するまで、スペインで日々強敵と戦うなかで培った力を十二分に発揮してみせた。
 
 そんな頼もしい若武者にスペイン全国紙『AS』も、「U-24日本vsU-24ガーナでのクボの活躍を見逃すな」と銘打ち、ボールタッチをまとめた1分半にも及ぶ動画を公開。そのうえでキャプション部分には以下のように、絶大なる賛辞を寄せている。

「レアル・マドリー(保有元)の選手は、親善試合の日本のオリンピック・チームで際立ち、ゴールへと導いた。このレベルでは、彼は絶対に期待以上の成果を上げる。ビジャレアルとヘタフェでは微妙なシーズンを送ったが、日本でプレーする際には関係ない。積極的に、最高レベルのドリブルとプレーをして、力強いフィニッシュでゴールを決めた」

 厳密にはパリ世代ながら、飛び級のことなど全く忘れさせる活躍で、東京世代を象徴するひとりとなっているレフティ。メンバー発表前最後となる12日のジャマイカ戦でもきっちりと結果を残し、本大会行きの切符を確実なものとしたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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