【U-24日本6-0U-24ガーナ|採点&寸評】攻守に躍動し、“仮想南アフリカ”に圧勝!MOMは1G1Aの10番を選出

2021年06月05日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

前線では、堂安と久保を中心に、個々が持ち味を発揮

【警告】日本=なし ガーナ=エッシアム(76分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】堂安律(日本)

[国際親善試合]U-24日本 6-0 U-24ガーナ/6月5日/ベスト電器スタジアム

【日本代表・総評】
6.5
五輪本番の初戦で当たる南アフリカを仮想したアフリカ勢との一戦で、6ゴールで圧勝した。オーバーエイジが加わった守備陣は抜群の安定感を披露し、遠藤航と田中が組んだダブルボランチも機能。前線では、堂安と久保を中心に、個々が持ち味を発揮した。

【個人採点・寸評】
GK
23 谷 晃生 5.5
ガーナの攻撃機会が少なく、見せ場はほとんどなかった。75分のカウンターからの唯一のピンチは好セーブで防ぐも、その後のCKではハイボールの処理を誤った。

DF
19 酒井宏樹 6.5
44分に相馬に供給したピンポイントクロスは得点に繋がらなかったものの、その直後に鋭いパスでオウンゴールを誘発。切り替えの速さもさすがだった。
 
22 吉田麻也 6.5
オーバーエイジとして酒井とともに初出場。空中戦ではほぼ競り勝ち、抜群の安定感を見せた。48分には堂安に鋭い縦パスを送り込み、相馬のゴールの起点となった。

16 冨安健洋 6(58分OUT)
生まれ育った福岡に凱旋し、この代表では約3年ぶりのプレー。出足の早い守備で、1対1で危ない場面はほとんどなかった。コンディションを考慮され、58分にベンチに下がった。

3 中山雄太 6(85分OUT)
2日前のA代表戦ではボランチを務めたレフティは、左SBで出場。序盤は攻撃での貢献度が少なかったが、徐々に攻撃参加を増え、56分に鋭いクロスで上田のヘッド弾をアシストした。

【PHOTO】圧倒的な存在感を放ったオーバーエイジ組!吉田・酒井・遠藤航をピックアップ!
 

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