「ケインはもう移籍したのか?」ソン・フンミンが相棒の去就を巡り、怒りの逆質問!「全ては決まっていない」

2021年06月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

今季はキャリアハイとなるリーグ戦17ゴールを記録

ソン・フンミン(左)とケイン(右)の最強タッグは、今季で見納めとなってしまうのだろうか。(C)Getty Images

 ソン・フンミンがトッテナムのチームメイトで、去就が注目を集めるハリー・ケインについて語った。英紙『Daily Mail』などが報じている。

 韓国代表のエースは今シーズン、23ゴールでリーグ得点王を獲得したケインとともに、強力攻撃陣を牽引。自身も2節のサウサンプトン戦では大量4ゴールを奪うなど、トッテナム在籍6年目にしてキャリアハイとなるリーグ戦17ゴールを記録した。

 現在はワールドカップ2次予選に向け、代表チームでトレーニングを積むなかで、現地時間6月3日にはオンライン会見に出席。同予選への意気込みなどを伝えた28歳は、相棒の将来の話題が出た際には、怒り気味に以下のようにコメントしている。

「ケインはもう移籍したのか?全ては決まっていない。彼の移籍について心配するよりも、僕はとにかくトッテナムでベストを尽くす。代表チームとトッテナムに集中したいんだ。多分、ケインも同じように、EUROの準備で忙しいんじゃないかな」
 
 ジョゼ・モウリーニョを解任以降、正式な指揮官が不在となっているトッテナムは、後任探しに奔走しているとされ、有力候補として今シーズンいっぱいまでインテルで指揮を執ったアントニオ・コンテの名が挙がっている。ただ、ソン・フンミンはこの話題にも自身の考えを伝えることは拒み、誰が就任したとしても全力でサポートすることを誓っている。

「コンテはまだ到着していないんだ。確定したわけではないし、スパーズが新しい監督を見つけるかどうかも分からない。どんな状況でも自分のポジションでベストを尽くすつもりだ」

 スパーズが誇る最強タッグは、今シーズンで解散となってしまうのだろうか。監督人事と合わせ、今後の動向に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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