U-24ガーナ代表1名にコロナ陽性反応も、5日の試合は予定通り実施へ。現地メディアも驚きを露わ

2021年06月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

該当者はすでに隔離済、入国後の検査で判明

来日したU-24のガーナ代表。 (C)Getty Images

 日本サッカー協会は6月3日、U-24日本代表が同5日に対戦を予定しているU-24ガーナ代表の選手1名に、検査で新型コロナウイルスの陽性反応が認められたと発表した。

 その内容によれば、ガーナ代表は2日に来日し、空港からホテルに移動。出国72時間以内に指定された検査を実施し、陰性を証明できる状態で出国したが、入国時の空港検疫で行なわれた抗原検査の結果、選手1名に陽性反応が出た。

 該当1名はすでにチームから離れ、隔離されているという。一方、残りの陰性が認められた選手18人とチーム関係者は、定められた防疫措置に従い、バブル内の宿泊施設に移動しているという。

 その後、関係各支所や感染症専門医などの見解を踏まえ、濃厚接触者はいないと判断。3日に行なった検査でも全員の陰性が関係されたことから、5日の試合は実施する予定だという。
 
 以降の行動はバブルの形成、行動管理、感染症対策を継続し、5日の試合が行なわれる福岡までの移動はチャーター便を利用し、試合への出場は入国翌日から3日目の検査(試合当日)で陰性が確認されることが条件であるという。 

 この一報に、ガーナ・メディア『GhanaWeb』も反応。「ブラック・メテオラズ(黒い彗星/五輪代表の愛称)のひとりに、コロナウイルスの陽性反応を示した」と報じ、「日本では五輪開催まで50日となった時点で、コロナウイルスの第4波が発生しており、多くの地域で6月20日まで非常事態宣言が出されている」と伝えている。

 また、「ガーナを出発した際、規定の72時間以内にコロナウイルスの検査を行ない、陰性だったため、当該選手は旅の途中で感染した疑いがある」とも指摘している。

 ガーナ代表は日本で試合を行なった後、韓国に移動して親善試合をこなす予定となっている。

 まずは目の前に迫った日本代表戦が無事に行なわれるかが、今後の日程にも影響を及ぼしそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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