「契約は完了した」横浜ポステコグルー監督のセルティック入り間近か? 地元サイトが伝える

2021年06月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

UEFAライセンス問題もクリア

ポステコグルーのセルティック入りが濃厚となっている。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 スコットランドのサポーターズ・サイト『The Celtic Star』が6月1日付けで、アンジェ・ポステコグルーを巡る最新動向を伝えている。

 現在、セルティックの新指揮官の有力候補として名が挙げられている、横浜F・マリノスの現指揮官ポステコグルー。先月30日の清水エスパルス戦(〇2-1)後の会見でこの話題が出た際には、「決まっていることはなく、目の前の試合に集中するのが自分のモットー」と話すに留まったが、現在も交渉は進んでいるようだ。

 同胞の55歳を「世界のベスト5コーチのひとり」と絶賛するオーストラリア人ジャーナリストのスコット・マッキンタイア氏は、セルティックへ招聘する契約は「完了」したと発言。指揮に必要なUEFAライセンスも、スコットランド・サッカー協会がUEFAにポステコグルーのバッジを承認するよう要請するなど、資格の問題は解決しつつあると語った。
 
 もっとも、オーストリア・リーグの元トップであるアーチー・フレイザー氏は、オーストラリア人指揮官は2009年に既にUEFAプロライセンスを取得したと『The Record』紙に主張している。

 また、シーズン途中での引き抜きとあって、大きな争点となる2クラブ間での合意だが、『The Celtic Star』によれば、ポステコグルーの挑戦したいという希望を横浜が受け入れたことで、補償の問題も発生しないという。

 オーストラリアや自身の出生国であるギリシャのクラブ、そしてオーストラリア代表監督を経て、2018年に横浜の監督に就任するや、超攻撃サッカーを掲げ、翌年には15年ぶりの歓喜をもたらしたポステコグルー。果たして、活躍の場をスコットランドきっての名門へ移すことになるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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