チャンス到来――吉田&冨安が不在の間、J屈指のCB谷口彰悟はアピールできるか

2021年05月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分がそういう選手になりたい」

約3年半ぶりに代表復帰した谷口。熾烈な競争に強い気持ちで挑む。写真:田中研治

 4試合が組まれた6月シリーズに挑む日本代表の谷口彰悟が5月31日、オンラインでのメディア対応に応じた。

 谷口の招集は17年12月以来、約3年半ぶりとなる。代表から遠ざかっている間、所属する川崎フロンターレでは守備陣の要として2度のリーグ優勝ほか、ルヴァンカップ初制覇に貢献。ベストイレブンにも2度選出されるなど、ひと回りもふた回りも逞しさを増して代表復帰を果たした。

 今回の代表メンバーには、森保ジャパンのレギュラーCBの吉田麻也と冨安健洋が、同時期に活動するU-24代表に参加(吉田はオーバーエイジ枠で)。谷口自身、「2枠空いて、そこに入れてもらったかな」と正直な気持ちを吐露。それでも「チャンスだと思っている」と言葉に力をこめる。

 吉田と冨安。「ふたりの壁は高い」と彼らの実力を認める一方、「そのふたりの陰に甘んじているようではダメ」と気を引き締める。Jリーグを代表するCBとしてのプライドもあるはずだ。「競争のなかで、日本のCBでもっと戦える選手が出てこないといけないだろうし、自分がそういう選手になりたい」と意気込む。
 
「これぐらいできるっていうのを、トレーニングやゲームで証明していかなければいけない。数少ないチャンスだと思うので、このチャンスを生かしたい」

 不在のライバルを焦らせるようなパフォーマンスを見せられるか。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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