横浜ポステコグルー監督を、セルティックが引き抜きか? 英紙が「最有力候補」と報じる

2021年05月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「攻撃的なサッカーはフィットするはず」

ポステコグルー監督は横浜と2022年6月末までの契約を結んでいる。 写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 現地時間5月29日、横浜F・マリノスを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、スコットランドの強豪セルティックの指揮官候補に挙がっていると、英紙『The Guardian』など複数のメディアが報じた。

『The Guardian』は、「英大手ベットメーカー『Skybet』と『Betfair』がクラブにとって最有力監督として名を挙げている」と伝えている。

「セルティックの新監督候補として、英国内のブックメーカーはポステコグルーの名前を挙げている。以前、クラブは二―ル・レノン監督の後任としてエディー・ハウ氏とコンタクトを取っていたことを明らかにしたが、27日の時点でハウ氏との話し合いは破綻し、クラブには加わらないことを認めている」
 
 このオーストラリア人指揮官は、2018年シーズンから横浜の監督に就任。翌19年には15年ぶりのリーグ制覇をクラブにもたらした。

 英紙『The Sun』のスコットランド版によれば、前ドルトムント監督のリュシアン・ファーブル、OBのロイ・キーンも候補にリストアップされているという。それでもポステコグルー監督が最有力であるようだ。

「彼が所属する日本のクラブはシティグループが所有しており、近年、密接な関係を築いている。55歳の指揮官は2014年にサッカルーズ(オーストラリア代表)を率いてワールドカップに出場し、オーストラリアと日本でアジア・カップと国内タイトルを獲得している。コーチとしての評価は高く攻撃的なサッカーは、セルティックにフィットするはずだ」

 果たしてオーストラリアの名将は横浜を退団し、スコットランドの名門へ渡るのか。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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