W杯予選初出場で代表初ゴールの板倉滉。「スタメンを奪うつもりでやっている」と野心満々

2021年05月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「どんどん活躍しなきゃいけない」

W杯予選初出場となったミャンマー戦で、板倉は代表初ゴールをマークした。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 5月28日、カタール・ワールドカップのアジア2次予選のミャンマー戦がフクダ電子アリーナで行なわれ、日本が10-0で勝利を収めた。

 W杯予選初出場となった板倉滉は、CBとして相手の攻撃を幾度も防いだだけでなく、後方から積極的に縦パスを供給し、攻守両面で躍動。90分には南野拓実のコーナーキックを頭で合わせ、嬉しいA代表初ゴールも決めてみせた。

 ボランチとCBをハイレベルにこなす24歳は、今回のCB起用について「フローニンヘンで1年間、CBで出ていたので、やれるっていう自信はありました」 。また「スタメンを奪うつもりでやってますし、どんどん活躍しなきゃいけないと思っているので。そういう意味では、すごく引き締まった状態で試合に入れましたね」と語る。
 
   クリーンシートに貢献した一方、攻撃面では「もっと良いパスを供給できた」と話し、「次の試合の課題になってくる」とも。

   また自身のゴールシーンについては「良いボールが来れば決めれるなと思っていました。ここに来てくれっていうボールを(南野)拓実くんが蹴ってくれたので、あとはしっかり決めなきゃって感じでした」と振り返った。

   今後のポジション争いに関しては「(ボランチでもCBでも)監督に求められたところでやりたい、という気持ちもあります。どちらにしろ選手層はすごく厚いので、しっかりと割って入って活躍するっていうことを考えています」と意気込みを口にした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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