【J1】川崎が開幕18戦無敗! 鳥栖は鹿島に鮮やかな逆転勝利、浦和がイニエスタ先発復帰の神戸を下し3連勝!

2021年05月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

福岡は6連勝と好調キープ

三笘(18番)の4戦連発弾もあり、湘南を3-1で下した川崎が今季負けなしを継続した。(C)SOCCER DIGEST

 J1リーグは5月12日、第15節の9試合を各地で開催。リーグ戦5戦負けなしの3位・サガン鳥栖と、4連勝中と勢いに乗る6位・鹿島アントラーズの好調同士のバトルは、鳥栖が2-1の逆転勝利。首位を走る川崎フロンターレは、3発快勝で今季の無敗を18に伸ばした。

 ホームに鹿島を迎えた鳥栖は14分に、裏へ抜け出した松村優太に決められ、早い時間帯に先制点を献上してしまう。それでも50分に、山下敬大の今季8ゴール目で試合を振り出しに戻すと、79分には樋口雄太の低弾道シュートがネットに突き刺さり、鳥栖が逆転勝利で勝点3を獲得。一方鹿島の連勝は4でストップした。

 首位を独走する川崎フロンターレは、最下位に低迷する横浜FCとの"神奈川ダービー"に臨んだ。立ち上がりから攻勢を強める王者川崎は、19分にPKを家長昭博が沈めて先手を取ると、28分には田中碧の巧みな反転シュートで追加点を挙げる。さらに47分にも、三笘薫の4戦連発となるゴールで3点差とし、その後1失点こそ喫したものの盤石な試合運びで3-1の勝利。開幕18戦無敗、並びにJ1無敗記録を23試合に更新した。

 8位・浦和レッズと7位・ヴィッセル神戸の一戦は、浦和がホームで2-0と完封勝利を収めた。前半は拮抗した展開となったものの、後半に入り攻勢を強めた浦和が47分に田中達也のヘディング弾で先制。さらに85分にも、キャスパー・ユンカーの今季4点目となるゴールで追加点をゲット。アンドレス・イニエスタが今季初先発を飾った神戸を下し、浦和が3連勝を飾っている。

 また、2位の名古屋グランパスと徳島ヴォルティスとの戦いは、両者譲らず0-0の痛み分け。ホームに柏レイソルを迎えた4位の横浜F・マリノスは、先制された4分後の86分に松原健のゴールで同点としたが、逆転弾は奪えず1-1のドロー決着。公式戦9戦負けなしと好調の5位・アビスパ福岡は2-1で湘南ベルマーレを下し、リーグ戦の連勝を6に伸ばしている。

 そのほか、北海道コンサドーレ札幌対清水エスパルスは、2-0で札幌が快勝。ベガルタ仙台対大分トリニータの一戦は、2-1で仙台が勝利。FC東京対G大阪は、開始1分にディエゴ・オリヴェイラが決めた先制点を守り抜いたFC東京が、1-0で白星を手にした。
 
 J1第15節(1日目)の試合結果は以下の通り。

札幌 2-0 清水
仙台 2-1 大分
鳥栖 2-1 鹿島
川崎 3-1 横浜FC
浦和 2-0 神戸
横浜 1-1 柏
福岡 2-1 湘南
徳島 0-0 名古屋
FC東京 1-0 G大阪

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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