「“素敵”の真髄」日本代表が着用する100周年記念ユニホームを米メディアが絶賛!「クラシックでありながら…」

2021年05月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

ライトブルーを主体にしたデザイン

日本代表が現在着用しているユニホームのデザインはこちら。(C)Getty Images

 5月20日、日本代表のサプライヤーを務めるアディダスが、設立100周年を迎えた日本サッカー協会(JFA)を祝して、アニバーサリーユニホームを発売すると発表した。

 1921年に設立されたJFAを祝うべく、初めて全国からの選抜メンバーが編成された1930年、ベルリンで開催された国際スポーツイベントに出場した1936年に採用されたユニホームのデザインをもとにアレンジされている。

 現在の日本代表が着用している濃いブルーではなく、メインカラーにはライトブルーを採用。スリーボタンのポロシャツ型というクラシックスタイルで、胸元には日本国旗が刺繍されている。

 全体的にはシンプルなデザインだが、米のファッション情報を扱うメディア『HIGHSNOBIETY』のグラエメ・キャンベル記者はこれを「ほかのどのサッカーのユニホームよりも優れている」と大絶賛している。

「日本では竹下通りでも、サッカー場でもスタイリッシュであることは誰もが知っている。そんな日本のサッカー協会が、世界中のクラブが新キットのために準備を進めているなか、記念すべきユニホームであらゆる人々を驚かせた」
 
 そして、今回の復刻ユニホームに、このように惜しみない賛辞を送った。

「新たなキットのデザインを説明するとき、"素敵"という言葉は一般的に"つまらない"という意味の婉曲表現として使われることがままある。だが、この芸術作品を見てほしい。これこそが"素敵"の真髄だ。雲ひとつない富士山からの眺めを彷彿とさせるスカイブルーのカラーに、プレッピーでオールドスクールな襟、そして押しつけがましくない同系色。単なるスポーツウェアというよりは、ラルフローレンのアーカイブから発見された限定ポロシャツという言葉がふさわしい」

「シャツにゴールドが使われるとダサいと思われがちだが、日の丸の周りに控えめに使われているだけで効果的。クラシックでありながら古臭くなく、未来の娘のボーイフレンドが家族に会うフォーマルな場に着ていても気にならないほどの清潔感がある。

 信じられないほど特殊で無味乾燥なブランドに固執する、今年の非常に混乱した新キットの数々に比べると、目の保養だ」

 日本代表は6月3日のジャマイカ戦、U-24日本代表は同5日のガーナ戦でこの復刻デザインを着用してプレーする予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【写真】「目の保養」とまで米メディアに絶賛された復刻ユニホームはこちら!

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