「現役やるかどうかは…」本田圭佑が劇的逆転優勝から一夜、来季について「NowVoice」で胸中を吐露

2021年05月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

ネフチとの契約は5月末まで

カラバフとの大一番でも先発した本田。ネフチとの契約は5月末までとなっている。(C)Neftci Baku

 ネフチに所属する本田圭佑は、現地時間5月19日に開催されたアゼルバイジャン・リーグの最終節、首位のカラバフ戦に先発出場。自身は70分にピッチを後にするものの、90分の劇的弾によってネフチが1-0で勝利を収め、逆転優勝を決めた。

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 CSKAモスクワでロシア・リーグを制した12-13シーズン以来8年ぶり、VVVではオランダ2部優勝を経験して以来2度目のリーグ優勝を果たした本田は翌日、自身がCEOを務める会社などが運営している、音声コンテンツサービス「NowVoice」でライブ配信インタビューを行ない、現在の心境を吐露した。

「優勝した時は、メチャクチャうれしかったです。正直、自分が交代してから、今日優勝できないかもなと思っていたので。難しいと思っていた分、想像を超える結果になって、うれしいです。引き分けだったらダメだったので、(守備を)固められていてチャンスも少なかったので、ちょっとヤバいなと思っていました。

 特に交代してからはやれる事はないので、祈ったところでじゃないですか。あとはチームメイトがどうにかするしかないのですが、やってくれましたよね。感謝です。僕が何もやっていなくても優勝できたのは感謝です」
 
 一方で、目標としていた8試合8得点については、「点が取れなかったんですよね」と結果7試合に出場し2ゴールに終わったことを悔やむ。

【動画】本田がこぼれ球に反応して決めた2試合連発弾

「反省しないといけないですね。次またプレーするかどうか決めていないですが、プレーすることがあれば大きな目標も立ててやっていきたいです」と自身の今後についてもこう語った。

「このあとバーレーンに行くんですよね。僕はカンボジア代表の実質監督を2年間契約更新しまして、そのワールドカップ予選でバーレーンに行きます。3試合ぐらい指揮を執って。もちろんオリンピックメンバーに選ばれたらそっち側をキャンセルしてオリンピックに行くことになります」として、ネフチとは5月末までの短期契約を結んでいる本田は、「来シーズン、現役やるかどうかは、オリンピックが終わってから考えようと思っています。バーレーンの後はちょっとどこに向かうか決めていない」と明かした。

 大一番での劇的逆転優勝を体験し、「昨日の試合もそうですけど、サッカーはどうなるか分からんなというのが正直なところ。やっぱりチームの力ってすごいなと思いましたね」と語った本田圭佑。日本サッカー界きってのカリスマは果たしてどんな道を選ぶのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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