チェルシーがFA杯決勝のリベンジ成功でCL出場権獲得に大きく前進!レスターは“全曜日達成弾”で追い上げも…

2021年05月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

ヴェルナーは幻の2ゴール

先制点を挙げて喜ぶチェルシーの選手たち。(C)Getty images

 現地時間5月18日のプレミアリーグ第37節で、4位チェルシーと3位レスターによる注目の上位対決が、前者のホームで行なわれた。

 3日前のFAカップ決勝の再戦となったこのゲーム、立ち上がりから主導権を握ったのはリベンジに燃えるチェルシーだ。怒涛の攻撃で再三相手ゴールを脅かすが、相手守護神シュマイケルの好守にも阻まれ、先制点を奪えない。

 22分にはペナルティエリア手前でパスを受け、上手く抜け出したヴェルナーがネットを揺らすも、オフサイドでノーゴール。さらにドイツ代表FWは34分にも、CKから味方がニアですらしたところをファーサイドで押し込むが、今度はハンドが取られ、またもや得点は認められない。
 
 スコアレスで突入した後半開始直後の47分、CKから最後はリュディガーが腿で押し込み、チェルシーがようやく先制点を奪取。さらに67分には、ヴェルナーへのファウルで獲得したPKをジョルジーニョがきっちり決め、リードを2点に広げる。

 しかし、レスターも76分に反撃。ショートカウンターから最後はペナルティエリア内でフリーでパスを受けたイヘアナチョが冷静に左足で流し込んだ。この得点でナイジェリア代表FWはプレミアリーグでは初めて、1シーズンで全ての曜日でゴールを記録した選手となった。

 だが、アウェーチームの反撃はここまで。チェルシーが2-1で勝利を収め、FAカップでのリベンジを果たすとともに、チャンピオンズ・リーグ出場権獲得に大きく前進した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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