【J1ベストイレブン】MVPは“プロキャリア初ハットトリック”の鹿島アタッカー! 来日後3戦連発の優良助っ人も|14節

2021年05月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

FC東京連敗脱出の立役者2選手もセレクト

【14節のベストイレブン】

 J1リーグは5月15日、16日に各地で第14節の10試合が行なわれた。ここでは、今節の全試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介していく。

 今節最も輝きを放ったのは、プロキャリア初のハットトリックで鹿島を4連勝に導いた土居聖真だ。

 横浜との上位対決に先発出場した土居は、40分にCKからのこぼれ球を押し込みネットを揺らすと、46分にはスルーパスに抜け出して冷静にフィニッシュ。さらに53分にはPKを沈め、3ゴールと獅子奮迅の活躍を披露した。5-3と計8ゴールが乱れ飛んだ上位対決で勝利の立役者となった28歳のアタッカーを、高採点「7.5」で今節のMVPとした。

 G大阪に3-0で快勝した浦和からは、明本考浩とキャスパー・ユンカーをセレクト。前者は攻守にハードワークし、高精度クロスで2点目をお膳立て。後者は2ゴールを挙げ加入後公式戦3戦連発と、初挑戦の日本でさっそく絶大な存在感を放っている。
 
 柏に4発完封勝利で、連敗を5でストップさせたFC東京からも2選手をチョイスした。2ゴール・1アシストのアダイウトンと、その2得点をお膳立てした髙萩洋次郎。ふたりの連係がチームを連敗脱出へと導いた。

 また、J1記録を塗り替える22試合連続無敗を達成した川崎からは、武器のドリブルとポジショニングで相手の脅威となり、先制点も挙げた三笘薫。今季14試合目で待望の初白星を飾った横浜FCからは、J1で2試合目の出場ながら、決定機を止めるなど堂々としたプレーを見せたGK市川暉記を選出した。

 そのほか圧巻のフィジカルで守り切り、完封勝利に貢献した福岡の奈良竜樹。決勝点を決めて徳島を5試合ぶりの白星に導いた岸本武流。終了間際の同点弾で特大のインパクトを残した神戸のトーマス・フェルマーレンを選んだ。

【PHOTO】J1第14節"ベストイレブン"に選出された11人を厳選ショットで紹介!

【動画】2021年J1リーグ第14節、編集部厳選ベストイレブン!

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