５月16日、J１第14節・北海道コンサドーレ札幌戦（〇２-０）で試合を決定づける追加点を挙げた川崎フロンターレのFW小林悠。チームメイトが知られざる試合の"裏話"を明かした。

　札幌戦で１点をリードした終盤の87分からピッチに立った小林は、試合終了間際の90＋４分に田中碧の縦パスに反応。最終ラインの裏に抜け出すと、GKとの１対１を冷静に制し、貴重な追加点を奪った。相手に同点とされる危険な匂いも漂うなか、川崎のエースが短いプレータイムで大仕事をやってのけた。

　さらに、この試合がJリーグ通算300試合出場のメモリアルゲームだった小林は、試合後にインスタグラムを更新。ファンに向けて今後の意気込みを綴った。

「今日の札幌戦でJリーグ通算300試合出場を達成することができました。たくさんの人達の支えがあっての300という数字だと思っています。これからも感謝の気持ちを忘れずに日々精進していきたいと思います」
 

　投稿には吉田麻也（サンプドリア）や清武弘嗣（セレッソ大阪）など多くのプロサッカー選手から祝福のメッセージが届いたが、同僚のDF登里享平は、「そういやハーフタイム俺に...『大丈夫。俺が点取るから。』って言ってきたなー。かっこよ。これからも頼んます。おめでとう」と、投入前の小林と交わした会話を暴露した。

　これには本人も「『しー！言うなって！絶対それは言うなって！』内緒にしておけって笑」とツッコミを入れている。

　出場機会が限られながらも今季ここまで６得点を挙げている小林。精神面の強さも際立つエースは、今年も川崎にとって重要なピースとなりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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