ザンクトパウリ宮市亮が負傷から復帰し、今シーズン初出場! ハノーファー原口、室屋と対峙も試合には敗れる

2021年05月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

1点を追う展開でピッチに投入

11か月ぶりにピッチに復帰した宮市亮。写真は2020年5月時のもの。(C)Getty Images

 現地時間5月16日、ドイツ2部の第33節が行なわれ、ザンクトパウリとハノーファーが対戦した。

 この試合では、ハノーファーの原口元気、室屋成が先発し、ザンクトパウリでは宮市亮が今シーズン初のベンチ入り。長期離脱していた日本人プレーヤーは、交代でピッチに登場し、11か月ぶりのリーグ戦、そして今シーズン初出場を飾った。

 宮市は、ハノーファーが13分、59分に得点し、ザンクトパウリが70分に1点を取り返した、1-2とリードされた73分に投入された。右サイドに配置され、左にまわった室屋と対峙する日本人対決になる場面も。ただ、スピードを活かしたプレーは何度か見せたものの、80分に味方がひとり退場になったことも影響し、決定的な場面を作るまでには至らなかった。
 
 宮市は2015年にアーセナルからザンクトパウリに加入したものの、左右両脚の十字靭帯断裂など長らくケガに悩まされた。18-19シーズンは無事に過ごし、19-20シーズンは終盤まで順調にプレーを積み重ねていたものの、昨年6月5日のボーフム戦を最後に、再び戦線を離脱していた。

 試合はそのまま1-2でハノーファーが勝利し、ザンクトパウリは敗れた。最終節のレーゲンスブルク戦で、ふたたび宮市はプレーするのか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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