【J2】遠藤保仁が前人未到の24シーズン連続ゴールを達成!2位琉球、4位磐田、5位甲府が揃って勝利

2021年05月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

琉球は暫定ながら首位新潟に勝点で並ぶ

自身の記録を更新し、24シーズン連続得点を達成した遠藤。写真:田中研治

 J2リーグは5月15日、第14節の6試合を各地で開催。磐田の遠藤保仁が24シーズン連続となる、今季初ゴールを決めチームに白星をもたらしたほか、2位琉球、5位甲府と上位陣が揃って勝利を収めている。

 2試合連続のドローと足踏みが続いていた4位の磐田はホームで群馬と対戦。0-0で迎えた後半立ち上がりに偉大な記録が生まれた。9試合ぶりに先発した遠藤保仁は、伊藤洋輝、ルキアン、鈴木雄斗と繋がれたパスにペナルティエリア中央で反応し、右足で狙いすましたボレーシュート。これがゴール左に吸い込まれ先制点を奪う。

 遠藤はこれが今季初ゴール。さらにデビュー時から毎シーズンゴールを重ね、この得点で自身の持つ記録を更新し、前人未到の24シーズン連続得点を達成した。

 このゴールを守り切った磐田が1-0で群馬を下し、勝点26として上位陣を追走している。

 2位の琉球はホームで栃木と対戦し、得点の奪い合いの末4-2で勝利を収めた。琉球は、CKから栃木の乾大知にゴールを許し開始3分でビハインドを背負う。しかし、16分に清水慎太郎、22分に上里一将がゴールを決め逆転に成功。このまま琉球ペースで進むかに見られたが、前半終了間際に西谷優希に強烈なボレーシュートを決められ試合は振り出しに戻る。

 その後スコアの動かない膠着した展開で推移するものの、74分に茂木駿佑のゴラッソで再びリードを奪うと、90分に李栄直も得点し4-2で撃ち合いを制した。琉球は勝点33に伸ばし、この日試合のない首位新潟と暫定ながら勝点で並んだ。
 
 そのほか、5位の甲府は84分の新井涼平のゴールで秋田に1-0の勝利、松本対金沢はスコアレスドロー。長崎と千葉の一戦はサウダーニャの2戦連発弾で千葉が先制。長崎はエジガル・ジュニオと加藤大のゴールで逆転に成功する。しかし88分、見木友哉の得点で千葉が2-2の同点に追いつきタイムアップを迎えた。

 また、山口はホームで相模原と対戦し、終盤に澤井直人がクロスボールに頭で合わせて決勝弾。1-0で勝利し、勝点18に伸ばし、松本、長崎を抜いて11位に浮上した。

 J2リーグ14節(5月15日開催分)の結果は以下の通り。
甲府1-0秋田
松本0-0金沢
磐田1-0群馬
山口1-0相模原
長崎2-2千葉
琉球4-2栃木

(5月16日開催予定の対戦カード)
山形-愛媛
大宮-岡山
京都-水戸
東京V-北九州
町田-新潟

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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