【CL速報】ユーベ、マドリーを振り切り12年ぶりファイナルへ! 決勝はバルサ対ユーベに

2015年05月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

マドリー出身のモラタがユーベを決勝へ導くゴール!

 チャンピオンズ・リーグ準決勝、レアル・マドリー対ユベントスは5月13日に第2レグが行なわれ、1-1で引き分け。トータルスコア3-2でユベントスが2002-03シーズン以来、12年ぶりの決勝進出を決めた。
 
 6月6日にベルリンで行なわれる決勝は、ユベントス対バルセロナの顔合わせに。ファイナル進出はともに8回目で、ユベントスは1995-96シーズン以来、19年ぶり3回目、バルセロナは10-11シーズン以来、4年ぶり5回目の優勝を狙う。
 
 ユーベを12シーズンぶりの決勝へと導いたのは、奇しくもマドリーの下部組織で育ったモラタだった。
 
 ドリブルで仕掛けたハメスをエリア内でキエッリーニが倒してPK。これをC・ロナウドに決められた23分の失点で、ユーベは2-1で勝った第1レグのアドバンテージを失い、逆にアウェーゴールの差でリードを許す。
 
 その後もサイドを幅広く使ったマドリーの攻撃に手を焼き、何度か危険な場面を作られるが、ブッフォンの好セーブなどで凌ぎ、迎えた57分だった。
 
 FKのこぼれ球をつないでポグバが落とすと、モラタがゴール前の混戦のなか、胸トラップから巧みにシュートを叩きつけてカシージャスを破った。
 
 トータルスコアで再逆転に成功したユーベは、79分、ピルロに代えてCBバルザーリを投入。第1レグでも試合を締めくくった、3バックで中央を固める逃げ切り策でマドリーの追撃を振り切り、ベルリンへと続く勝利の凱歌を上げた。
 
 マドリーはシュート数22本対8本とユーベを圧倒したが、決定打を奪えなかった。
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