「美しいものを見せた」三好康児の流れるような美トラップを現地メディア絶賛!「この試合のハイライトに」

2021年05月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベルギー・リーグ公式も「何て素晴らしい」と称賛

1月以降、出番に恵まれていなかったが、プレーオフで躍動している三好。(C)Getty images

 現地時間5月8日、ベルギー・リーグのプレーオフ第2節が行なわれ、三好康児が所属するアントワープは、アンデルレヒトと対戦し、2-2のドローで終えた。

 三好は先発し、90分間でゴールに絡むことはなかった。しかし、日本人アタッカーが見せたあるプレーに、現地から称賛が送られている。

 現地メディア『VOETBAL PRIMEUR』は、「試合終盤まで2-1とリードしていたアントワープは、最終的にはドローという結果を呑み込まなければならなかった。特に試合後半、アンデルレヒトが底力を見せたからだ。だが、なかでもコウジ・ミヨシは美しいものを見せてくれた。その一例が、このプレーだ」と綴っている。

 1-1で迎えた75分、三好は左サイドを駆け上がり、最終ラインの味方から供給されたロングフィードに反応。サイドラインぎりぎりを走りながら、背中を向けたまま左足でトラップしてボールを残すと、追随していたDFを抜き去り、ゴールライン間際までボールを運んだ。
 
 その後、追いつかれてゴールに繋がるチャンスメークとはならなかったが、同メディアは「中盤の選手が少なくなってプレーできる選手が減った今、三好はチームにとってさらに重要な存在になっている」と綴った。

 また、ベルギー・リーグの公式SNSアカウントも同場面の動画を引用し、「コウジ・ミヨシの素晴らしいチェック」というコメントに、よだれをたらす顔文字を添えて称えている。

 三好はベルギーで2シーズン目を迎え、レギュラーシーズンでは18試合に出場し、2ゴールを記録した。今年に入ってから出場機会を減らしたが、プレーオフでは2試合連続で先発を飾り、初戦のヘンク戦では1ゴールをマークするなど、チームの攻撃にアクセントを加えている。

 プレーオフは残り4試合。優勝クラブと来シーズンのチャンピオンズ・リーグ、ヨーロッパリーグの出場権を争う大切な試合が続く。アントワープの次節は、13日には昨季王者クラブ・ブルージュと対戦する。三好の躍動は、チームの勝利を左右しそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】三好がみせた華麗なヒールトラップはこちら! ベルギー・リーグ公式も称賛

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