マンU守護神デ・ヘアが日本の大人気アニメを用いて意味深投稿…「現状に不満?」ファンの間で憶測広がる

2021年05月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

モウリーニョ率いるローマへ移籍の噂も

デ・ヘアの投稿の真意はいったい…。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドのGKダビド・デ・ヘアによる、日本の大人気アニメーションを用いた意味深投稿が世界中で注目を集めている。

 加入10年を数えるデ・ヘアは、これまで絶対的守護神として君臨し、ユナイテッドで盤石の地位を築いてきた。しかし、今シーズンはプレミアリーグ第29節のクリスタル・パレス戦(△0-0)で後輩のディーン・ヘンダーソンにスタメンの座を譲ると、以降は現在決勝まで勝ち進んでいるヨーロッパリーグ(EL)のみでの出場に留まっている。

 そんな状況下にあって、今オフにはオールド・トラフォードを去り、ジョゼ・モウリーニョ新監督を迎えるローマへの移籍も取り沙汰されるなか、スペイン代表守護神は現地時間5月10日に、インスタグラムのストーリーに1枚の写真をアップ。
 
 それが、『NARUTO』の主人公うずまきナルトが有刺鉄線を掴みながら、険しい表情でこちらを見つめるというものだ。キャプションは一切つけられておらず、投稿の真意は定かではないだけに、英紙『Daily Mail』が「この写真を見たユナイテッドのファンは、スペイン人がクラブでの自分の将来や、自分の居場所を失うことへの気持ちを薄っすらと公言しているのではないかと考えるのに、時間はかからなかった」と伝えたように、様々な憶測が広がっている。

 三十路を迎え、厳しい立場に追いやられているデ・ヘア。巻き返しを期すためにもELファイナルはこれ以上ない絶好のアピールの場となるが、同紙『INDEPENDENT』は「オレ・グンナー・スールシャール監督は最近、バランス感覚を維持しているが、今月末にグダニスク(ポーランド)で行なわれるウナイ・エメリ率いるビジャレアルとの決勝で、ヘンダーソンがゴールポストの間に戻ってくる可能性はまだある」と報じており、デ・ヘアにチャンスの場が与えられるかどうかも不透明な状況だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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