バルサ対アトレティコのドローでマドリーに漁夫の利! 自力優勝の可能性が復活、残り4試合を全勝なら連覇達成

2021年05月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

首位攻防戦がスコアレスドローに終わり…

ジダン監督はマドリーを連覇に導けるか。(C)Getty Images

 現地時間5月8日に開催されたラ・リーガ第35節の首位攻防戦、3位バルセロナ(勝点74)が首位アトレティコ・マドリー(同76)をホームに迎えたゲームは、スコアレスドローで終了。両軍とも1ポイントをプラスするだけに留まった。

 この結果にほくそ笑んでいるのは、2位のレアル・マドリー(同74)だろう。これで、9日に行なわれる4位セビージャとの大一番に勝てば、アトレティコと勝点で並び、直接対決(1勝1分け)の差で首位に浮上できるのだ。

 つまり、このセビージャ戦を含む残り4試合(グラナダ、アスレティック・ビルバオ、ビジャレアルの順に対戦)に全勝すれば、無条件で連覇が決定する、自力優勝が可能となったのだ。まさに漁夫の利と言えるだろう。

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 しかも、マドリーはアトレティコだけでなく、バルセロナにも今シーズンの直接対決の結果でリード(2勝)しているため、最終的に勝点が並んだ場合でも戴冠を果たせる。

 とはいえ、対戦相手を見ると難敵ばかりだ。とりわけ、まだ優勝の可能性を残すセビージャとの一戦は、敗退が決定したチャンピオンズ・リーグのチェルシー戦から中3日ということもあり、厳しいゲームとなるだろう。

 無類の勝負強さを発揮してきたジダン・マドリーは、果たして2年連続の戴冠を果たせるか。その最初にして最大の難関が、今夜のセビージャ戦となる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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